ソムリエ試験合格塾 ~知識ゼロから10日で受かるミニ講座~

「ワイン知識ゼロからわずか10日の勉強で合格した」筆者が 自らの体験を踏まえて、ソムリエ試験/ワインエキスパート試験の暗記の極意などをお伝えしています。

ソムリエ試験/ワインエキスパート試験の暗記の極意

こんにちは。

ここでは、
「ソムリエ試験に、ワイン知識ゼロからわずか10日の勉強で合格した」私が、
ワイン以外の資格試験もいろいろ受けてきた体験も踏まえて、
ソムリエ/ワインエキスパート試験の暗記の極意をお伝えします。

独学の人もワインスクールに通っている人も、
「暗記ってこうやるのか」ということを実感していただければと
思います。なお本稿は、以下の3つの内容で構成されています。

【1】暗記の極意1 暗記すべき対象・範囲を絞る(おもに過去問より)
【2】暗記の極意2 忘れにくい語呂で暗記する

【3】暗記の極意3 反復暗記を徹底する

暗記の極意をお伝えする前に、「当サイトが想定する読者」と、私の、ソムリエ/ワインエキスパート試験への考え方についてあわせてお話しておきましょう。

まず、当サイトが想定する読者は、
「現在、ソムリエ/ワインエキスパート試験の勉強をすすめていて、どうしても受かりたい、そしてできるだけラクに暗記をして受かりたいと考えている人」です。

(私は全くゼロから始めましたが、当サイトは「多少はソムリエ/ワインエキスパート 
 試験の勉強をしている人」を対象としています)。


この点、ワインスクールの講師によっては、「ラクに(=てっとりばやく)合格する」ことに批判的な人もいるようです。

しかし私は、「どのように受かりたいか」は受験生の自由であり、ソムリエ/ワインエキスパート試験の位置づけを講師が強制することは「ソムリエがお客様にワインの飲み方を強制する」ようなものだと以前より考えています。


確かに「ソムリエ/ワインエキスパートのバッジ取得に満足しておしまい」という人もいるようですが、一方で「せっかくバッジをもらったんだから」と、さらに勉強したくなる人も多いだろうし、むしろ不合格によって「なんかワインが嫌いになっちゃった」なんて人がいないとも限りません(人は一般に、自分が受け入れられないとそれを否定したくなりますよね)。


そんなわけで、
「ソムリエ/ワインエキスパート試験を受けるならば、まずは受かること、できるだけラクに暗記をして点をとること最優先に考えてもいいじゃない」というのが私の中心的な考え方なのです。

  

【1】暗記の極意1 暗記の対象・範囲を絞る(おもに過去問より)



暗記の極意の1つ目は、「暗記すべき対象・範囲を絞る」ことです。

ソムリエ/ワインエキスパート試験、ここ数年で新しい国がどんどん加わって、教本はとても厚くなってますよね。そういった「最近の国」はまだあまり傾向が絞れませんが、昔から出題されているような国は、CBTになっても出る内容がだいたい決まっています。そこをしっかりと押さえて暗記に臨む(無駄な暗記をしない)ことが大事です。


1つ例を見てみましょう。

フランスのシャンパーニュ。3つの地区と17の村、あなたはもう覚えましたか?
多くの参考書ではここは一覧表のようになって書いてあり、なるほど一見、全部暗記しなければダメみたいな感じですよね。実際、そういう勉強をしている人が多いかと思います。

しかし例えば Cote des Blanc 地区。
ここにある6個の100%クリュは、次のように覚えれば楽チンです。

「CとOとアヴィズ」

これだけです。どういうことかって?
17の村の原語表記を見て下さい。
名前に大文字のCまたはOが含まれている村+アヴィズ、がこの地区の村なのです。
テキスト見てみて下さいね。

「CとOとアヴィズ」。

「Cote des Blanc」の最初の2文字がCoだから、「CとOとアヴィズ」を想起するのも容易かと思います。これで例えば、次のような問題が楽勝で正解できる。
下の問題を見てみましょう。

問題:以下のうちCoto des Blanc地区に属する格付け100%Cruはどれか(2004年類)
1、Ay    2、Bouzy    3、Le Mesnil sur Oger    4、Ambonnay


こうした問題が出たとき、あなたは、
「“Co”toときたから、(『CとOとアヴィズ』だ)「O」が含まれてる3が正解だな」
と、一瞬で3を選べばそれで正解です。

極端な話、正解肢の  Le Mesnil sur Oger  が「ル・メニル・シュール・オジェ」だなんて
読めなくても、パっと見ただけで一瞬で確実に正解できちゃうわけです。

そして重要なのは、この内容は1999年、2004年、2014年と出題されているのですが、そのいずれも、上のような出題がされている(上のような出題しかされていない)、ということです。(地域名が問題文にあって、村が選択肢、という構成)

だから、出題のされ方まで傾向を分析して、正解するのに必要最低限の範囲で暗記を
すればいいのです。

これが1番目の極意「暗記の対象・範囲を絞る」ということです。
(もちろん、過去がそうだったからといって、今後の出題もそうとは限りません。
 しかしこうした定番の内容については、今後も似たような出題が多いと私は考えてい
 ます)


【2】暗記の極意2 忘れにくい語呂で暗記する



2番目の極意は、忘れにくい語呂で暗記する、です。
1番目の極意は「何を暗記するか」、2番目の極意は「どう暗記するか」ですね。

結論からいうと、「優れた語呂で暗記する」なのですが、
優れた語呂とは、以下の4つを満たすものだといえます。

①問題文を見たときに思い出しやすい語呂
②正解するのに必要十分な語呂(無駄に長すぎない)
③語呂自体が自然なストーリーになっている語呂
④似て非なる複数の内容をまとめて覚えられる語呂

以下、順に説明します。


①問題文を見たときに思い出しやすい語呂

まず①については、先ほどの
「 Cote des Blanc 地区のクリュは、『CとOとアヴィズ』。
でいえば、
 Cote des Blanc の最初の2文字がCoだから、『CとOとアヴィズ』を思い出しやすい
といったものがそれにあたります。

いくら語呂自体が良くても、問題文とかけ離れていて、語呂の最初をなかなか思い出せない、というのでは意味がありません。
ですから語呂を考えるときも、
「この内容は、どんな問題文で出題されやすいのか」まで分析した上で考えることが
重要なのです。
(例えば、同じ「地域と品種の組み合わせ」の内容であっても、
 「品種を見せて地域を答えさせる問題が多いのか」
 「地域を見せて品種を答えさせる問題が多いのか」で
 適切な語呂はかわってきます)



②正解するのに必要十分な語呂(無駄に長すぎない)
③語呂自体が自然なストーリーになっている語呂

次に、②と③はまとめて1つの例で説明します。

暗記の難所の1つであるシャトー・ヌフ・デュ・パプの語呂ですが、
シャトー・ヌフ・デュ・パプの全許可品種とその色は、
以下の語呂を使えば、30秒で暗記できます。

問題も紹介しますので、
下の語呂を、見ないで言える程度に覚えてからやってみましょう。
語呂をつぶやくだけで、やっかいに思えていた問題も、全て10秒以内で
超楽勝で正解できるはずです。


 「法王の城はボロくて暗いからピカッと照らして、
  ピカの真相はグレた馬鹿息子にも知らせよう」

    法王の城 ≒ シャトーヌフ・デュ・パプ
    ボ = Bourboulenc (白ぶどう)
    ロ = Roussanne (白ぶどう)
    暗い= Clairette (白ぶどう)
    ピカッと=Picardan (白ぶどう)
    照らして=Terret Noir (黒ぶどう)
    ピカ= Picpoul Noir,Blanc  →Noirは「黒」という意味、Blancは「白」という意味
    真相= Cinsault (黒ぶどう)
    グレ= Grenache Noir,Blanc
    馬鹿= Vaccarese (黒ぶどう)
    息(むす)=Muscardin (黒ぶどう)
    子 = Counoise (黒ぶどう)
    も= Mourvedre (黒ぶどう)
    知らせよう=Syrah (黒ぶどう)

 *見てのとおり「ピカッと」までが白ぶどう。「照らして」以降が Blanc(=白)を除いて全部黒ぶどう。
 *上の語呂では「法王の城」=「しろ」=「白」と捉えて、白ぶどうから語呂が始まるんだ、とイメージ。
     


問題をみてみましょう。

問題1(2010年出題) 
次のぶどう品種の中からAOC Chateauneuf-du-Papeに使用が認められていないものを
選べ。

1.Clairette  2.Muscardin  3.Carignan  4.Cinsault

(正解:4 語呂をつぶやいて、Clai(暗い)、Cinsau(真相)、Mus(むすこ)と
      順に消していき、残ったCarignanが使用できないぶどう(正解肢)と判定)


問題2(2008年出題)
次の中からAOC Chateauneuf-du-Papeに認められていないぶどう品種を選べ。

1.Cinsault  2.Bourboulenc  3.Carignan  4.Picpoul

(正解:3 語呂をつぶやいて、Bo(ボ)、Pic(ピカ)、Cinsault(真相)と順に
         消していき、残ったCarignanが認められていないぶどう(正解肢)と判定)



問題3(2005年出題)
次の中からChateauneuf-du-Papeに使用できる法定13種のぶどう品種として認められていないものを選べ。

1.Mourvedre  2.Marsanne  3.Muscardin  4.Vaccarese

(正解:2 語呂をつぶやいて、Vacca(バカ)、Mus(むす)、Mo(も)と順に消し
      ていき、残ったMarsanneが正解肢と判定)


問題4(1999年出題)
Chateauneuf-du-Papeの醸造に使用できないぶどう品種を、1つ選べ。

1.Marsanne  2.Clairette  3.Roussanne  4.Picardan  5.Bourboulenc

(正解:1 語呂をつぶやいて、Bo、Ro、Clai、Pica と順に消去していき、
      残ったMarsanneが、つまり使用できないぶどう(=正解肢)です) 


問題5(1998年出題)
Chateauneuf-du-Papeの指定品種の一部である白ぶどうを、次の1~5の中から選べ。

1.Mourvedre  2.Muscardin  3.Vaccarese  4.Bourboulenc  5.Cinsaut 
 
(正解:4 「ボ」にあたる4が正解。語呂の最初のほうにくるのは白ぶどうです)


問題6(2001年出題)
次の中から、Cote du Rohne地方のChateauneuf-du-Papeの法定品種の白ぶどうを選べ。

1.Counoise  2.Muscardin  3.Cinsaut  4.Picardan  5.Vaccarese

(正解:4  「ピカッと」のPicardanが白ぶどうですね。)



いかがでしょうか?よく、市販の語呂の本などを見ると、
・やたら長くて暗記しにくい語呂
 (覚えるべき内容と直接関係ない部分を私は「語呂のノイズ」と呼んでいます)
・しかも、その内容が突飛だったりして、なおさら暗記しにくい語呂
をよく見かける気がします。

この点、上のシャトー・ヌフ・デュ・パプの語呂は、
・(品種も多いので)長いことは長いですが、無駄な部分はない
・わりとまともなストーリーになっているので覚えやすい
のではないでしょうか。
こういう語呂が望ましいです。


【注意点】
ただ、ここで1つだけ注意点があります。
「短い語呂」の典型例は、上のシャトー・ヌフの語呂のように「頭文字をとっていく」語呂だと思いますが、気をつけないと、それでは不十分な場合があります。

しばしば見かけるのが「シャブリ・グランクリュ」の畑名です。
これを「BLVGVLBの頭文字で覚えましょう」と言っていたりするのですが、
これだと次のような問題に対応できません。

問題 次のクリマの中からChablis Grand Cru以外のものを選びなさい。(2007年WA)
   1.Blanchot  2.Bougros  3.Beauroy  4.Valmur

正解 3

肢3の「Beauroy」はプルミエクリュ(1級畑)なのでこれが正解なのですが、
上のように「シャブリグランクリュ=BLVGVLB」(頭文字1文字)で覚えていると、
「Beauroy」の頭文字も「B」なので、
これが1級畑(グランクリュでない)と判定できないのです。
これなどは、「短いけど、十分ではない語呂」ということになります。
(正確には語呂でもないですが)

頭文字をとるだけの語呂だと、こういうこともしばしば起こるので、注意してください。


④似て非なる複数の内容をまとめて覚えられる語呂

最後に④ですが、例えば、次のような内容を覚える時です。


問題  イタリアで最初の原産地呼称法が制定された年を1つ選べ。(2014年) 
    1.1935年  2.1963年  3.1971年  4.1980年   正解)2

問題  南アフリカのワイン法WOは何年に制定されたか、1つ選べ。(2017年)
    1.1971年  2.1973年  3.1976年  4.1978年   正解)2


うわ・・法律の制定年、基本事項な気もするんだけど覚えにくいんだよな~~
という人も多いのではと想像しますが、どうでしょう。
「似て非なる複数の内容」というのは、こういうのを指します。

これについていえば、次のような語呂で、まとめて覚えられます。

他の国のもついでに紹介しますね。
(※あくまで暗記のための語呂です)

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 いかがでしょう、このようにまとめて覚えると、だいぶ覚えやすいのではないでしょうか?

この表を少し覚えてから、もう一度先ほどの問題を見ると、だいぶとっつきやすいものに見えるのではないでしょうか。


問題(2014年) 
イタリアで最初の原産地呼称法が制定された年を1つ選べ。
1.1935年  2.1963年  3.1971年  4.1980年

(正解:2  「イタリア人は法律をロクに見ない(6・3)」なので肢2が正解)



問題(2017年)
南アフリカのワイン法WOは何年に制定されたか、1つ選べ。(2017年)
1.1971年  2.1973年  3.1976年  4.1978年   

(正解:2  「南アフリカ人は法律を涙目で(7・3)語る」なので肢2が正解)


この語呂でいうと、先ほどの
③全体として自然なストーリーになっている語呂
というのも満たしているかと思います。


いかがでしょうか。
以上が
【2】暗記の極意2 忘れにくい語呂で暗記する
     ①問題文から想起しやすい語呂
     ②正解するのに必要十分な語呂
     ③全体として自然なストーリーになっている語呂
     ④似て非なる複数の内容をまとめて覚えられる語呂

です。

(参考までに、覚えやすい語呂のいくつかを、無料公開しています。
 ご参考ください。(YouTubeがひらきます)

www.youtube.com


 

 

【3】暗記の極意3 反復暗記を徹底する

 

最後に、暗記の仕方について、「時間」という観点からお話したいと思います。
例えば、暗記を少しでもラクにするなら、1回目と2回目の暗記に1週間も間を
空けちゃいけません。

・・暗記確認をしているときに「あれ、あの時はしっかり覚えたのに・・・」
なんていう経験の多い人はいませんか?その時はきちんと覚えたのに、
次の確認時には忘れている。こんなことばかりだから
「もう自分は馬鹿なんじゃないか」なんて自己嫌悪に陥ったり。

さて、こんな人は、最初の暗記から一体どれぐらいの間隔(時間)をおいて
暗記確認をしているのでしょうか?

1週間後?3日後?  ・・・そんなんじゃ全然ダメ。誰だって忘れますよ。
じゃあどれぐらいの間隔が理想なのでしょう?
理想をいうなら、30分後ぐらいです。10分後でもいい。
その時の暗記事項を隠して全部言えた瞬間から、10分後。

例えば午後10時から勉強を始めて、20分でシャトー・ヌフ・ドゥ・パプの
許可品種を全部覚えた。10時20分。ふう。
でも寝る頃には、せっかく覚えたシャトー・ヌフ・ドゥ・パプの許可品種を
きっと忘れています。

というか、自分でも「うすうす忘れているような気がするから」なおさら
その確認が億劫になって後日に先送りしたくなっちゃたりね
(私もいろいろな試験で経験してるからわかります・・)。

でもそのまま朝を迎えたら、余計に、完璧に忘れている。
前日、暗記に使った20分間が全く無駄になってしまうのです。

これは悲しい。なかなか勉強が進まない。ページだけは進んでても、
記憶の蓄積はされていない。自己嫌悪に陥るのも当然です・・。


だから覚えやすくて忘れにくい語呂で覚えることが大切なのですが、
さらに記憶しやすくするための方法が、

「反復暗記間隔を短くする」

というものです。
さっき覚えたことをまだあまり忘れていないうちに、また確認するのです。

100覚えたことが10になる前に、60ぐらいはまだ覚えているうちに確認する。
そうすれば、2回目に覚えなおすのは40でよくなり、覚えていた60の部分についても記憶が強化されます。記憶が強化されると、次は半日ぐらいは忘れないようになる。さらに反復暗記を繰り返すと、そのうち1週間に1回ぐらいの確認で済むようになります。

つまり大切なのは、「覚えたての時ほど、こまめな反復暗記を怠らないこと」。
ちゃんと隠したりして記憶をチェックするんですよ。

イメージとしては、これは私が「落ちない風船理論」と名付けて独自に説明している
ものなのですが、5個ぐらいの風船でお手玉をしている様子を思い浮かべてみてください。それも、「上げた(=下から叩いた)回数が多くなるほど落下速度が遅くなっていく、特殊な風船」です。 

 

5つの風船



5個の風船を下から次々とたたいて空中に上げると、先に上げた風船から下に落ちて
くる。そこでまたそれを下からたたき、風船が1つも床に落ちないようにする。
特殊な風船だから、5回も6回も上にあげる頃には、
落下速度がとても遅くなっていて、最初よりも急がなくて済むようになる。


・・・暗記もこれと一緒。頑張っていろいろ暗記しても、暗記した順に忘れていく。
そこでまた暗記しなおして、忘れてない状態をなんとか維持する。

「完全には忘れてない」状態での反復暗記が5回目6回目になる頃には、
記憶はかなり強固になっていて、数日に1回の確認でもかなり覚えているようになる。
こんなイメージです。


・・・いかがでしょうか。時間間隔を短くしての確認。
覚えたての時に頑張るほど、着実に蓄積されて達成感も味わえます。

食事中、休憩時間、電車待ちの時間等、
「ちょっとした時間」に意識的に「さっき覚えたこと」「ちょっと忘れてそうなこと」を思い出し、スラスラと出てこなかったらその場でまた確認する。
思い出すのが面倒くさく感じる事項こそ、
そう感じた“その時”を大切にして頑張って記憶の再生を試みてみる。
この習慣、意識の持ち方は本当に大切です。

そしていつでも “頭の中で問題出題→記憶再生→確認”ができるよう、
覚えにくいものをいくつか書き記したA4用紙1枚ぐらいは、
常に服やかばんに忍ばせておきましょう。
スマホで見れるようにしておくのでも構いません。


・・以上が「暗記(記憶)の“技術”」です。「記憶力がいい」と言われている人は、
往々にして単に「暗記(記憶)の仕方がうまい」だけなのです。実は上記の内容は、
風船の例え話を除いて、書店にあふれる「記憶術」系の本にはよく書いてあります。「忘却曲線」などでググっても、いろいろ説明が出てきます。
興味ある人は時間のある時に読んでみてもいいかもしれません。


(もし、ワインスクールの講師の方がここを見ていて、こうしたことを受講生に
 話していない方がいらっしゃったら、来年からは「最初の授業で」伝えてあげると
 よいと思います。)


以上、ゼロから10日で合格した私が考える「暗記の極意」でした。
勉強が行き詰まってる方、まだほとんど手をつけてない方、勉強法についての
相談あれば下記までメール下さい。
(相談の回答メール以外、私からあなたにメールを送ることは一切ありませんので
 ご安心下さい。)

初回の相談に限り無料でお答えいたします。あなたの勉強環境、勉強経験等を
踏まえて、次回試験の合格が可能かどうか、可能ならいかなる手段・計画が
ベストか、冷静に、丁寧に回答させていただきます。
(ワイン知識そのものについての質問は基本的に受け付けておりません)

なお、簡潔な質問程度なら不要でしょうが、ある程度長文になる相談でしたら、
以下の項目について具体的に書いてくださるほど、より的確な回答ができるかと
思います。

1)試験日までにとれる、1日のおよその勉強時間
2)現状の知識レベル(正直にお伝え下さい。試験日10日前まで知識ゼロだった
  私は、決してあなたを軽蔑しません。)
3)その他、あなたの個別的な勉強環境など
  (むやみに前向きな回答や、不要に後ろ向きな回答はいたしません。
   あくまであなたの状況を考えて、冷静に回答いたします。ただ、私は
   ゼロから10日で合格した技術をもっておりますから、多くの人の意見よりは
   “結果的に”「まだまだ大丈夫」という方向の回答になることが多いです。)


当然ですが、メールの内容について他言することは絶対にありません。


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